中学の同級生に見られたら穴を掘ってブラジルに行きたい

脳脊髄液減少症を再発し、闘病中。「中学の同級生に見られたら穴を掘ってブラジルに行きたい」というのは、最初は精神的なことを書いていたので中学校の同級生に見られたら恥ずかしい内容という意味で付けました。

5分で心を少し救われる方法


何かがつらいと思った人へ『だいじょうぶ だいじょうぶ』のすすめ。

 

1.誰もが抱える不安から

2.『だいじょうぶ だいじょうぶ』とは

3.絵本の内容

4.なぜ心を打つのか

5.まとめ

 

1.誰もが抱える不安から

 かにゃーです。突然ですが、

・この先、自分はどうなるのだろうか。

・この先勉強や仕事を続けて何になるんだろうか。

 

 このような漠然たる不安を一度は誰もが感じたことがあるのではないでしょうか。私は毎日、不安を抱えて生きています。体が動かず、仕事が出来ない。この先どうなるのか。生きていて良いのか、そう思うことがあります。

 そこまで思い詰めなくとも、

「この先どうなるのだろうか。上手くやっていけだろうか?」という気持ちを抱いたことのある人に一冊の絵本を紹介します。

 これが、いとう ひろし作絵『だいじょうぶ だいじょうぶ』です。

 

2.『だいじょうぶ だいじょうぶ』とは

 いとうひろしさんの絵本といえば、「おさるのまいにち」シリーズや「ルラルさんのにわ」シリーズなど、小さい頃に読み聞かせしてもらっていたという印象です。甘えん坊だった私には「ごきげんなすてご」が刺さったんですが...。

 さて、本題の『だいじょうぶ だいじょうぶ』に入っていきましょう。

 もし、この本を読んで「なんだ、当たり前のことが書かれているじゃないか。」感じたら、それは、今幸せだと感じている人だからだと思います。実際に私も最初に読んだときはピンと来ませんでした。

 しかし、何かにつらいと感じている人には読んで頂きたい。といっても、絵本なので、そんなに構えて読まなくて良いのです。読むのに5分もかかりません。

小学生でも分かる言葉で書いてあるので、誰でも読めます。

 

4.なぜ心を打つのか

 それなのに、なぜ心を打つのか。それについて考えていきたいと思います。

 内容を簡単にまとめました。

〈内容〉

 小さな「ぼく」が「おじいちゃん」と散歩をする中で、身近な人や風景から人生に大切なことを学ぶ話。

 

 これを読んで、

「ああ、物知りなおじいちゃんが説教してくるんだな。」と思った人、

ちがいます。おじいちゃんは多くを語りません。

「たくさん知識が載ってるものなのかな。」

これもちがいます

 では、何が書いてあるのか。

 絵本の中で、おじいちゃんと散歩しているぼくはたくさんの人、動物、乗り物、自然などと出会います。そうすると、出会えば出会うだけこわいことや困ったが増えることも知り、色々なことがこわくなります。

 

 そんなとき、おじいちゃんが「だいじょうぶ だいじょうぶ」とつぶやいてくれます。以下引用です。

 

「だいじょうぶ だいじょうぶ。」

それは、むりして みんなと なかよく しなくても いいんだって ことでした。

 

「だいじょうぶ だいじょうぶ。」

それは、わざと ぶつかってくるような くるまも ひこうきも、めったにないって ことでした。

 

「だいじょうぶ だいじょうぶ。」

それは、たいていの びょうきや けがは、いつか なおるもんだって ことでした。

(『だいじょうぶ だいじょうぶ』より)

 

 おじいちゃんは、「ぼく」だけでなく、大人になった読者の私たちにもつぶやいてくれます。

 特に、病人の私は、病気についてのページを何度も読んで、心の支えにしています。

 物語の終わり、大切なことを学んだ「ぼく」は少し大きくなります。そんなぼくがどう成長しているかは、絵本を読んで下さい。

 

 どうして、誰でもわかる言葉で書かれた絵本が、こんなにも心を打つのか。

おそらく、厳選された言葉が、小さなころから積み重ねてきた知識や経験の隙間に、水のように染み渡るからではないかと思います。乾いた地面に少しずつ雨が染み入るように、心が少しだけ救われる気がします。

 

5.まとめ

心に染み入る一冊!

 

【引用】

いとうひろし1995『だいじょうぶ だいじょうぶ』講談社