中学の同級生に見られたら穴を掘ってブラジルに行きたい

脳脊髄液減少症を再発し、闘病中。寝たきりだけど、言いたい!

アイドルを応援するのはドキュメンタリーを見ているのと同じ

f:id:Ka2Nya8:20161220145629j:image

 かにゃーです。私自身、アイドルは大好きです。嵐ファンです。アラシックです。今回はアイドルについて考えていきます。

 嵐だけでなく、ジャニーズが全般的に好きなんですが、女性のアイドルにはいまいち、興味がわきませんでした。

 たぶん、この発言は今どき、おじさんも言わないけど....見分けがつかない!みんな同じように可愛いし、同じような顔に見える。興味のない人にとっては、ジャニーズも似たようなものでしょう。

 特に秋元康グループは人が多すぎて。団体戦がすごすぎて。自己紹介につぐ、自己紹介すぎて。(あまちゃんより)

 しかしながら、この前、欅坂46サイレントマジョリティーが気になり、YouTubeでPVを見ました。サイレントマジョリティーは、「意思表示をしなければ、誰かが主張したことが黙認される。君が、NOと言わない限り、それはYESなんだ」というメッセージ性のある曲でした。いい歌詞でした。

 PV を見ていて、思ったことがありました。...そうか、これはある意味、風刺なのか、ということです。

 若い可愛い女の子たちが、同じような格好をして、同じようなお化粧をしているのに、意思表示をしろ、と歌う。自分たちがやっていることはまるで逆なのに。ここに意味があるような気がしました。

 個性を出せ、個性を大切にしろ、すべて個性だ、と言われる時代に、個性のかたまりのような職業であるアイドルが、個性が見えにくくなって、歌っている。これは、わざとなのか。そう、思いました。何か、すごいと思いました。若くて、可愛い女の子たちが、風刺している。

 もし、この意味付けがちがっていたとしても、もうここまで気になってしまえば、もうファンになるまではあと少しです。なぜなら、もう、風刺までしているすごい人たちという意味付けができてしまったから。

 あとは、あれ、気づかなかったけど、この子可愛いータイプー!となれば、もう応援したくなるという仕掛けです。

 ここまで考えて、思いました。応援している人(オタクさん)は、ただ可愛いから応援しまくっているわけでは、ないのではないかということです。

 もちろん、可愛いのは大きな入り口としてある。でも、それだけじゃ、お金を出して、応援する気持ちは続かない。

 そこには、その子がきちんと考えている人か、「アイドル観」を持っているかどうかが応援したくなる気持ちに関わってくると思うのです。ただ、歌って踊っているだけじゃない、アイドルだから、可愛いのは当たり前なんですよ。でもそこで、どれだけきちんとした人に見せるか、どれだけ考えているか、それは「どれだけ苦労しているか」を上手く見せるかとも言えます。

 見えないところで、死ぬ気で努力していなければ、スターではいられないでしょう。でも、親しみを持って応援してもらうなら、バランス良く、苦労している姿が見えた方がいい。例えば、「努力しているところ、見せたくないんですよ。」というのは、見せてないようで、「努力している」ということを見る人に想像させる。

 もちろん、そんなに上手く見せられてる人もほとんどいないでしょうが、その本当の不器用さに惹かれる人もいる。でも、その子が本当に不器用かどうか、誰にも分からない。

 ファンはメディアに出る彼女たちの言動に勝手に意味を持たせる。それで、応援したくなる。

 ファンはただ可愛いだけでは大金を出して、応援したりはしない。そこには投影がある。解釈がある。それは、勝手な価値付けだが、しかし、それは全てが嘘ではなく、各々が意味付けしている事実だ。

 可愛い上に自分なりに解釈した価値がある。毎日一生懸命頑張っている。魅力を感じる。彼女の発言が大人になっていると感じれば、成長したなと喜ぶ。

 各々の意味付けは、ただの作られた偶像を見ているのでなく、成長のドキュメンタリーを見ているのに近い。だからこそ、たくさんの人が応援したくなる。ただ可愛いだけで、偶像だけでは、もう、応援しがいがないのかもしれない。