中学の同級生に見られたら穴を掘ってブラジルに行きたい

脳脊髄液減少症を再発し、闘病中。「中学の同級生に見られたら穴を掘ってブラジルに行きたい」というのは、最初は精神的なことを書いていたので中学校の同級生に見られたら恥ずかしい内容という意味で付けました。

「君の名は」が遠距離恋愛ではない?という疑問について考えた。

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 かにゃーです。

 寝たきりなんですが、同時平行で、恋人とは、数年の遠距離恋愛中でもあります。(えっ)

 1000㎞の距離です。

 この前、1000㎞先にいる彼が「君の名はって遠距離恋愛じゃないんじゃない?」と言ったので、それについて考えたことについて書きます。

 まず、なぜ、遠距離恋愛ではないと思ったのか聞きました。理由は主に2つでした。

 1.遠距離恋愛とは、その距離のもどかしさを含めて、遠距離恋愛だと思うから。

 2.そもそも全く知らない人と、体が入れ替わっても好きになるか疑問があるから。

 

 今回は、1について書きます。次回、2について考えていきたいと思います。それでは、早速、始めていきます。

【理由その1】

 遠距離恋愛とは、その距離のもどかしさを含めて、遠距離恋愛だと思うから

 

 経験者しか分からないことでもあるのですが、すぐ会える距離にいた恋人が、遠くにいってしまうというのは、今までの恋人との関係性が、少し変わってくるのです。お互いに好きであっても、距離のために会えない。電話やメールでなんとか解消しようとするけれど、完全に解消することはありません。

 見えない距離が、どうにも壁となっている気がする。最初は戸惑います。

 でも、慣れてくるとその「距離」が、恋愛を成り立たせているような気がしてきます。RADの「君と僕とこの距離3人で良いよ」状態です。でも、それでも、好きだから、もどかしい。

 このように複雑な感情になります。

 そして、このような気持ちになるのは、近距離でいたとき、出来ていたことができないから、という理由があります。

 すぐ会えていたのに会えない。喧嘩しても、電話などで話すしかない、触れあうことができない。などなど。さまざまなもどかしさを抱えることが遠距離恋愛を成り立たせているのではないか、と考えたそうです。

 

 これに対して、「君の名は」では、瀧くんと三葉ちゃんは会っていないから、近距離でいたことがありません。近距離を経ていない遠距離恋愛。つまり、近距離で出来ていたことができないことでの「もどかしさを抱えていない状態」だということです。これは、遠距離恋愛ではないのではないか、ということでした。

 

 私はここに、異議を唱えます。私が言いたいことは、

入れ替わりは、究極の近距離恋愛=重なり恋愛だ!ということです。

 どういうことか。体と心が入れ替わる場合、相手と一緒にいる時は、入れ替わりの時なのです。自分の心が相手の体に入る、これが、相手と会うということなのです。自分の心と相手と体がぴったりとくっついている状態、ひとつになっている状態です。これが、心地良いから、好きだから、

「もう少しだけで良い。...あと少しだけで良いから、くっついていようか。」なのです。

 「君の名は」の小説には、人間の記憶は抜き差しできるデータのようなものなのか?という部分があります。心が入れ替わっても、相手の体は、相手の体のままで、そこには相手の記憶があるのではないかということでした。

 そうだとしたら、相手の体とくっついていられる状態は、究極の近距離恋愛、言い換えると重なり恋愛ではないかと思いました。

 大好きな人と一緒にいたいと思うことが愛で、近くにいたいと思うことは自然で、くっついていたいと思って触れあう。

 どんどん近寄って、くっついて、もはや、皮膚さえ、体という外側が障壁であるような近距離恋愛相手と一緒にいたいと思うことが愛なら、その理想を叶えてしまった形が入れ替わりなのだと思います。

 そして、決してそれは現実には体現しないわけですから、少し切ないことです。どんなにくっついても、私たちは別々の個体としてしか存在しないわけですから。それでも、知りたいと思う、近くにいきたいと思うのが、恋愛なのかもしれません。

 そして、瀧くんと三葉ちゃんは、入れ替わりが突然途絶えて、相手に会うこともありません。そのときのもどかしさをずっと抱えて生きていきます。誰を探しているのか分からないほどになっても、何かを抱えて生きています。普通の遠距離恋愛よりも、よりもどかしさがあるのではないかと思います。

 では、まとめに入りたいと思います。

 入れ替わりは、究極の近距離恋愛、重なり恋愛であり、そのあと出会えないということは、究極の遠距離恋愛である。よって、近距離を経たもどかしさを抱えた「君の名は」の恋愛は遠距離恋愛と言える。

 個人的には、瀧くんと三葉ちゃんが少し羨ましくもあります。そこまで、相手を知ることは現実にはできないわけですから。知りたい、分からないというもどかしさを「好き」で昇華するしかありません。

 次回は

2.そもそも全く知らない人と、体が入れ替わっても好きになるか疑問があるから。

これについて、書きたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。