中学の同級生に見られたら穴を掘ってブラジルに行きたい

脳脊髄液減少症を再発し、闘病中。「中学の同級生に見られたら穴を掘ってブラジルに行きたい」というのは、最初は精神的なことを書いていたので中学校の同級生に見られたら恥ずかしい内容という意味で付けました。

【ブラッドパッチ体験記】脳脊髄液減少症

かにゃーです。

しばらくブログを放置していました。

「君の名は」についての考察の途中だったんですが、先に書かなければならないことがあります。

 実は、入院して、脳脊髄液減少症の治療、ブラッドパッチをしてきました。

 「寝たきりだけど、言いたい!」と宣言して、うだうだ書いてきたわけですが、その寝たきりの原因、脳脊髄液減少症。今までの経緯はこちらにあります。

何がなんでも生きることが、死ぬことより正しいなら - 中学の同級生に見られたら穴を掘ってブラジルに行きたい

 寝たきりに戻ってしまったので、もう一度ブラッドパッチをしましょうということになり、やってきました。

 

人生で4回目のブラッドパッチ、初の2箇所

 入院は2泊3日。人生で4度目のブラッドパッチ。初めて首と背中の2箇所を経験しました。その記録を書きたいと思います。

(治療方法や医療の専門的なこと、効果などは保証できません。あくまでも個人的体験記です。)

▽入院1日目午前9時ごろ 病院到着。

 到着してすぐ施術着に着替える。尿検査、点滴の針を入れ、そこから採血。血管が見えにくいらしく、いつも何度も針刺すの失敗されて、前は4回目でやっと入ったんです...。

 失敗されるのはもう慣れてるから諦めてるんですが。

 今回は看護師さんが慎重に、両腕に温かいタオルを置いて温めて、さらに、よく締まるチューブのようなものでぐっと腕をしめ、1回で入れてくれました。時間をかけても1回で入れてくれた看護師さんに感謝です! 

 

▽10時 ブラッドパッチ予定時間

 先生がいらっしゃって、誓約書を書き、開始。

 ベッドに布団と枕を重ね、山にした上に覆い被さり、背中を丸めるようにして、うつぶせになります。あごを引き、足を伸ばし、力を抜くように言われました。

 うつぶせの私には最初から何も見えません。初めての2箇所、しかも首にするのも初めて。恐怖感が今までで一番強かった。前日はよく眠れず、悪夢を見たほど。

先生「ここにしますよ。」首の一点をおさえる。

私「うぐっ」

先生「痛いですか?」

私「大丈夫です。」(びびりすぎてる自分が恥ずかしい)

背中も同様に知らせてくれます。

先生「では、麻酔しますね。」

私「ううー。」(麻酔が一番恐いんだぜ)

先生「麻酔だからね。」

私「はいっ!」(なぜか体育会系返事しちゃった。麻酔は思ったより痛くなかったし、そうだ、こんなもんだ、人生で4回目だぞ、大丈夫。大丈夫。)

背中の麻酔も何とか大丈夫。 

 

 麻酔した後は、麻酔が効くまで少しだけ、時間をおきます。その間、針をずっと刺されてるような気がするのです。

もう入れた?もう入れたよね?もうブラッドパッチ始まってるよね?

と思うのですが、麻酔が効くまでに点滴の部分から、ブラッドパッチ用の血液を採っているので、ブラッドパッチはまだ始まっていません。

 この間、数十秒だと思いますが、必死な私には時間感覚が崩壊。しかも、ものすごく気持ち悪くなってきた。

私「ものすごく吐きそうなんですが!」

先生「悪いけど、我慢してね。」

私「はい!」

(麻酔した時から決めてたんだ。体育会系みたいに、先生の言うこと聞くって...!うっぷってお腹が動きそうになるけど、これは絶対動いちゃ駄目だろう、てか、まだブラッドパッチ始まってないし!うわあ、まだ始まってないとか、うわあ...)

変な汗をかきながら必死!!

でも何とか吐くのを我慢。ここで吐いたらうつぶせになっているので、悲惨だし。

先生「入れていきます」

私「はい。」その瞬間、

入ってるー!!!という衝撃。

 今まで、腰とか背中あたりに入れたことはあって、腰に入れた時は、骨盤をぎゅーって万力で絞められてる感じで、ものすごくひどい生理痛みたいだと思ってました。もともと生理痛ひどいから、何とか耐えられたと、女で良かったなどと思ってたのでした。

 でも、それが、首からやってくるとこういうことかと思い、色々省いて

ああー!こういうことかーー!!

と言いました。たぶん、結構大きな声。たぶん、前代未聞。

 入れたところからがーっと川をさかのぼるように激流がやって来て、それはものすごい圧力で、首から肩、頭のてっぺんや指先まできて、耳鳴りがしました。

その間「ああー!」とか「ううー!」とか言って騒ぎました。

 一方で冷静な部分が、古舘伊知郎が激流レポートしてる!などと。

さて、激流がさがのぼってやって参りました。やって参りました!血管でしょうか?いいえ、管という管をめぐって、何かがやってくるようです!やって来ました!

ごうごうと音をたてて、背中、肩にものすごい圧力をかけて、まるで万力で絞められてるような圧力で!ごうごうと、耳鳴りがします。これが、効いているということなのかもしれません!もしかしたら、象に踏まれたら同じような痛みかもしれません!

 何度も私がううー!ああー!と苦痛の声を出すので、先生は休み休み入れて下さいました。正直、やめて!と言いたい自分との闘いでした。でも、何とかその言葉は言わなかった。やめてしまったら意味がない。

 首を休んでいる時は背中を、背中を休んでいる時は首を、というように入れて下さいました。

 そして、何とか終えました。首は、予定より少し少なく終えましたが、背中は予定通り入れてもらいました。

 施術自体は数十分だったと思いますが、必死だったので、時間感覚がありませんでした。

 

 入れ終えたあと、施術着の上からマッサージ器みたいなもので振動を当てられ、あんなに圧力を感じていたものも、ここでかなり軽減されます。

 そして、「はい、起きて座ってみて」と言われ、ゆっくり座ります。

 

私「視界がよくなりました。身体もすっきりしています。」

 本当なのです。それまであった、どうしようもない倦怠感がなく、身体が別人みたい。もやもやした頭がすっとしたようです。ただ、入れた衝撃で頭が熱に浮かされたようにフワフワしますが。

先生は「良かった。それでは安静にしていてください。」と言って、去って行きました。

 

▽その後30分はうつぶせで安静。

 

▽うつぶせ安静の後は枕を使わず、仰向けに寝て良し。食事とトイレ以外は安静。

 37度台の微熱が出て、首や肩が凝ったように痛いですが、湿布を処方してもらったら平気でした。

 その後は点滴を1日2本やって、寝ていれば良いだけと思うと気が楽でした。

 

▽2日目

 微熱が下がり、肩や背中の痛みは前日より軽減。点滴2本。短時間のシャワー可。

 

▽3日目 点滴2本終了して退院。退院後2週間の絶対安静期間。食事とトイレなど必要な時以外は安静にしているように、水分をよくとるようにと指示される。

 

 そして現在は、2週間の安静期間中。なるべく動かないようにして、安静を守っています。横になっているのは今までと変わりませんが、今まで、あった目眩や頭痛、倦怠感などは今のところありません。どうか、このまま治りますようにと願いながら過ごしています。

 とても長くなりましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。記憶ちがいのところはあるかもしれませんがこれが私の体験記です。

 安静期間が終わってもすぐには動けない、また、動いて、症状が戻って来ないよう慎重にやっていくつもりです。